危険な略奪愛 お嬢様は復讐者の手に堕ちる
「許してくれなんて言わない。ただもう一度会って自分の気持ちを伝えたかった」
「許してもらえないのは、私のほうだよ。蓮の両親を、人生を父が奪ってしまってごめんなさい」
どれほどすみれに罪はないと言われても、すみれには耐えられなかったのだ。逃げるしかできなかった。今時間が巻き戻っても、きっと同じことをするだろう。
「忘れたほうが、すみれのためだって自分に言い聞かせたけどダメだった。すみれがいない人生なんて意味がない」
「私はもうすぐ死んじゃうかもしれないんだよ」
「それでも最後まで一緒にいる。もう決めたんだ。一秒だって離れたくない」