危険な略奪愛 お嬢様は復讐者の手に堕ちる

しかし、その喜びも束の間、森の番人の飼う魔物に襲われ、逃げる途中でセラが足を滑らせて崖から落ちて、セラは重傷を負ってしまう。
リッケはセラの傷を治すために、魔法の石の力を使うことを決意する。しかし、石は持ち主の命と引き換えに願いを叶えることを知った。

番人は、それでもセラを救いたいかリッケに訊ねた。

「僕の願いは、誰かと一緒に生きることだった。だけど、それはもう叶った。だからセラのためにこの石を使うよ」

セラが目を覚ますと、リッケは姿を消していた。
セラはリッケと再び出会えることを祈って、森の中でいつまでも彼を待つのだった。
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