小児科医が甘え下手な看護師に愛を教えました
私は失礼だが、窓をすこし観察した。

「ハッ、」

息を一瞬で吸い込んだ。声が出なかった。

私はそのへんにあった石を思いっきり窓に向かって投げた。

パリン!

うまく呼吸できていなかったかもしれない。でも、体が勝手に動いた。

すぐに、割れた窓ガラスから手を伸ばして鍵を開けた。

窓を開けて部屋の中に入った。

手の震えは止まらない。それが現実だと突きつけられた気がする。

部屋の中には、首をつった悠くんがいた。
< 71 / 99 >

この作品をシェア

pagetop