小児科医が甘え下手な看護師に愛を教えました

こたえ

Side 立花 葵


あれから一晩経って今日のミーティングで


「早速だけど、悠くんはまだどうなるかわからない。
でも、不幸中の幸いというべきなのか…

自分の首を絞めるロープが弱かったのと立花が見つけるのが早かったことで、脳に損傷が起きてない可能性が高い。

呼吸と心拍が止まったのが遅れたんだ」


「ロープが緩かった…。迷ってたんですかね…憶測でしかないけど。自分の首を絞めるときに迷いがあったのかな」

暗い沈黙が私と松崎さんの間に流れた。

「あっ、でもいいニュースもある。真くんがね、意識戻った。けど…悠くんのことは言えてない。まだ油断できないからね」

真くんは、どんなカタチでこの事実を受け止めればいいのだろう?まだ小さな体で…

悠くんもまだ大人ではない体で心で何をおもって、どんな決意でこの行動をしてしまったのだろう…

きっと本人にしかその気持ちの大きさ、深さは分からない。

でも、私は不安定なのを知ってた。でも、止められなかった。

少しは気持ちわかるのに…。

「葵さん!」

ふと、名前を呼ばれ振り返ると悠くんと真くんのお母さんに声をかけられていた。

「どうされましたか?」

「わたし、あのあと…家に一回帰ったんです。悠の着替えとか持ってくるのと、逃げないために現場をみたんです。

もちろん…まだ夢なんじゃないかって思ってます。

でも、悠の部屋を開けた時に、机の上に手紙があったんです。その封筒を見たら葵さん宛のもあって…」

「私宛に、手紙?」

「はい。…遺書のようなものでした」



手紙を受け取って、読んでみると
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