小児科医が甘え下手な看護師に愛を教えました
三枚目には、

"本当は僕も助かってるのかもしれない。


多分、葵さんはすぐに気づく。そして、助けてくれる。葵さんができることをすべて尽くしてくれる。

だから、助かってるのかもしれない。

なんでか、わからないけどそう思う。

けど、僕だっていろいろ調べた。この方法は、脳に損傷がある可能性もある。むしろ元気に戻れる可能性のが圧倒的に低い。





どんな結果であっても、僕が願うのは一つ。

どうか、真は元気に健康に毎日が過ごせますように。

葵さん、松崎先生、お願いします。"


ところどころ滲んでた。それはこれを書いた悠くんの涙の跡。


真くんは聞いてたんだ。あの言葉を。そして、薬がまだ抜けてない状態だから意識が鮮明じゃなかった。

その時に聞いてしまった。その部分だけを。

きっと"そうじゃない、違う。誤解だ"って伝えたかったはずだ。

でも、
なんて返す?
自分が言葉にしたことは本心じゃないって言える?
本当に1ミリもそう思ってないなんて言える?

こんなことを考えていたのかもしれない。
正義感がつよくて、素直な悠くんなら自分を責める。

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