差し込んだ光
「行ってきます」と言い家を出たは良いもののあまり気は乗らない。なぜなら私はまだつい最近復帰し始めた不登校だったからだ。私が不登校になった理由は簡単に言えば人間関係が崩れ精神疾患を患ってしまったからだ。主な病気は双極性障害とパニック障害の2つだ。けれど一つ一つが重く完全に治るのはいつになるか分からないし再発の可能性もすごく高いことのが事実だ。重い足取りでなんとか学校についた。
教室までたどり着く前に担任の先生に話しかけられた。正直いくら担任とはいえ怖いのであまり会話をしたくない。内容は何限まで受けるのかという話だった。別にどうでもいい。今日こそは邪魔されずに死ぬことが目的なんだから。
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