差し込んだ光
適当に授業を受けやっと放課後。
屋上へ向かおうとすると声をかけられた。私が唯一会話が出来る学年主任の「佐倉夢(サクラ ユメ)」先生だ。「先生、どうしたんですか?」と聞くと「また明日まってるね」と言われた。ごめんなさい先生。今日でお別れです、と思いつつ「はい、また明日」と答える。
先生は安心してくれたのかそのまま職員室の方に戻っていった。
屋上についたら荷物をおく。そしてポケットからカッターを取り出し手首を切り始める。飛ぶのはまだ怖いからリスカをして落ち着こう。
しばらく切り続けて落ち着いた。
そろそろ飛ぼう、
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