子兎さんは俺様総長のお気に入り
私の行動を先読みして言う蓮さんに、にこやかに話す湊さん。
一緒になって『確かにわかりやすいよね』なんて言う健太くんに、みんなが笑う。
しばらくして1番笑っていた大翔が、急に我に返ったように冷静に言った。
「つか、別にダイエットするほど太ってねーだろ」
「いや!前より確実に太った!」
「変わんねーよ、男はガリガリよりむっちりした方が抱き心地良くて好きなんだよ」
「大翔の話は聞いてない、変態!」
「てめえ子兎、前より更に生意気になってんな?」
大翔が意地悪するから、私が自然とみんなより対応が塩になっている愚痴を漏らす大翔を、無視して思い出している。
久しぶりに体重計乗ってみたあの時の数値を。
泉海斗率いるダークネスの一件があってから、理王と正式にお付き合いをはじめて1ヶ月。
その頃から違和感は少しあった。
お風呂入る時に、あれ?お腹のお肉摘めるなって。
そして先日乗った際、私の苦手なゴ〇ブリが出た時ぐらいの悲鳴をあげそうになった。