君が死ねばハッピーエンド
「シイナ、ちょっといい?」
四時間目までが終わって、お昼ご飯の時間。
朔がちーちゃんとお弁当を食べようとしている私に声をかけてきた。
今日は一時間目が終わったら、体育、それから着替えとか済ませていたらあっという間に三時間目が始まって、四時間目は理科で移動教室だった。
朔とゆっくり話せる時間は無くて、逆にそれが有り難かった。
何度か声をかけてこようとしていることに気づいていたけれど、わざと避けた。
ちーちゃんのことだって本当はモヤモヤしていたけれど、せっかく仲直りできたのにちーちゃんとまた気まずくなるのは嫌で、普通に振る舞っていた。
「お弁当まだだから…」
「あー、シイナいいよ。私あっちでみんなと食べるし」
「でも…」
「千種ごめんな。ちょっとシイナ連れてくな」
なんで私の意思は聞いてくれないの?
ほらまた千種って呼んだ。
ていうか、なんなら「千種」って呼ぶ人、他に居ないよ。
親友の私もクラスメイトも、ほとんどの人が「ちーちゃん」なのに。
それじゃあまるで、ちーちゃんが特別みたいじゃん…。
四時間目までが終わって、お昼ご飯の時間。
朔がちーちゃんとお弁当を食べようとしている私に声をかけてきた。
今日は一時間目が終わったら、体育、それから着替えとか済ませていたらあっという間に三時間目が始まって、四時間目は理科で移動教室だった。
朔とゆっくり話せる時間は無くて、逆にそれが有り難かった。
何度か声をかけてこようとしていることに気づいていたけれど、わざと避けた。
ちーちゃんのことだって本当はモヤモヤしていたけれど、せっかく仲直りできたのにちーちゃんとまた気まずくなるのは嫌で、普通に振る舞っていた。
「お弁当まだだから…」
「あー、シイナいいよ。私あっちでみんなと食べるし」
「でも…」
「千種ごめんな。ちょっとシイナ連れてくな」
なんで私の意思は聞いてくれないの?
ほらまた千種って呼んだ。
ていうか、なんなら「千種」って呼ぶ人、他に居ないよ。
親友の私もクラスメイトも、ほとんどの人が「ちーちゃん」なのに。
それじゃあまるで、ちーちゃんが特別みたいじゃん…。