茨の蕾は綻び溢れる〜クールな同期はいばら姫を離さない〜
「触ってもないのにぐしょぐしょだぞ。そんなに期待してたのか」

「ひっ……いや! だめったら! ああああっ!」

陽翔の顔が自分の秘めたる部分に埋められてるというだけでも叫びたくなるのに、ぬるりとした物に花芽をなぶられるとなると、羞恥がぶわりとせり上がってしまい、百子は甲高く声を上げて足を閉じようと太腿に力を入れる。だがそれすらも、陽翔の興奮の材料にしかならない。柔らかい太腿に包まれるのもまた一興だと内心で喜びまくっている陽翔だが、頬を挟まれると舐めにくいので、彼女の太腿をそっと押し返す。とはいえ、百子の体が陸揚げされた魚のように跳ねて太腿からも力が抜けており、押し返すのは造作もなかった。

「やっぱりココが好きか」

「そこ、で、しゃべ、っちゃ、やだ! ひううっ!」

陽翔の息が蜜をまぶした花芽をくすぐり、舐めとる水音が淫靡に百子の耳朶を打ち、いやいやと首を振りながら百子は体を跳ねさせ、甘い嬌声を上げて、迫りくる甘い疼きを逃しにかかる。しかしそれも気休めに思えてくるほどに押し寄せてくる白い奔流は次から次へと威力を増して、耐えようとすればするほど疼きが百子を苦しめた。シーツを掴んでた手は引き剥がされ、陽翔にしっかりと指を絡めとられて、力の限り彼の手を握りしめる。

「まだまだ溢れてくるな。可愛い」

陽翔は舌で花芽をこね回し、軽くつついてそっとそこに吸い付く。

「ああああっ! むりっ! イッちゃ……!」

百子の腰が揺れて、体が跳ねそうになったのを察した陽翔は、彼女の秘花から口を離す。もう少しで白い奔流に身を任せられると思った百子は、それが自分を飲み込む前に突如引き下がったのを感じ、陽翔に縋るような目線を送る。自分の蜜で口の周りを淫靡に光らせている陽翔は、目を細めて百子に笑いかけた。

「無理なんだろ? だから止めたぞ」

「そ、ん、な……」

切なげに歪む百子のその顔は、陽翔の背筋をぞくぞくとさせ、昂りの質量を増やすのに十分である。わざと口の周りの彼女の蜜を舐めとると、羞恥で息を呑むのを感じ取った。

「百子、どうして欲しい?」

百子が顔を赤くしたまま応えないので、陽翔は百子の太腿の内側を舐め回し、秘花の周りをそっと指でなぞる。物欲しそうに秘花が動いているので、そこに指を、己の猛りを咥えさせて、彼女の甘い嬌声をその喉から引き出したいところではあるが、目一杯可愛がろうと決めた陽翔は苦しいながらもそれを押しとどめる。別に今百子を貫いても良いのだが、焦らせば焦らすほど彼女がさらに善がるのを知っている陽翔は、彼女の言葉が降り落ちるのを、彼女の秘花にそっと息を吹きかけたり、百子が奔流に攫われない程度に花芽を舌でつつきながら待つ。
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