学校の中で
新しい街の探検with愉快なお兄さん?

帰宅

「ただいまー」

 家に帰ったのでとりあえず挨拶をしてから家に入る(一人暮らしだけど)。

 今日のご飯何にしようかな〜と考えながら、手洗いうがいをする。

「なんか、一人しかいない空間っていいな〜」

 晩御飯がまだ決まらないので、ベッドでゴロゴロしながら考えた。ただいま午後12時ちょうど。昼ごはんは昨日買ったパスタにしようと思う。

 パスタは専用の容器に入れてレンジで温めるだけだし、ソースはあえるだけでとてもラク(実家でも昼はこうだったしいいよね)。ちなみにカルボナーラです。

「そうだ!お母さんと一緒にしよ!」

 一人なので独り言がとても多いです。

 考えるのが面倒くさくなった私は、待ち時間にお母さんにアドバイスを貰うことにした。

「もしもしお母さん、ゆずだけど。」

『どうしたの?何かあった?』

「いや、晩ご飯何にしようかなーて思って、お母さんの意見をいただけたらと。」

『はあ、それは自分で考えるものでしょ〜、まあいいや、今日はカレーにするよ。』

「ありがと、ゆずもカレーにする!今度迷ったときも聞いていい?」

『はあ、いいよ。栄養バランスの悪いものを食べるよりはマシだし。』

「ありがと〜!じゃ、またね!」

『また〜』プー、プー、プー

 なんだかんだ言って教えてくれるお母さん、優しい。  

 私のお母さんは、厳しくも優しく、私達姉弟(きょうだい)のことを大切に思ってくれている。

 お父さんも同じで、私は両親のことが大好きだ。

「カレーって言えば、人参、じゃがいも、玉ねぎ…はいっか、目痛くなるし。あっ、カレールー必要じゃん、一番大事。あとは…鶏肉にしよ。メモメモ」

 いや玉ねぎ買えよ、というツッコミを頂きそうなので、ちゃんと買います、はい。

 そんなことを思いながら、引っ越してくる前にあらかじめ案内してもらっていたスーパーへ向かった。
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