余命宣告された私が出会ったのは、キスで寿命を伸ばすことのできる人でした。
萌がどうして突然こんな質問をしてきたのかわからない。


「普通じゃないよ。すごく、モテるよ」


「そうなのか?」


「うん。だから、だからさぁ……」


萌は言葉を切って地面を睨みつけた。


もっとスッキリと質問することができてばいいのにと、下唇を噛みしめる。


だけど、浮気しているか質問をして、それに対して肯定されたらどうすればいい?


この関係はそれで終わりになっちゃう?


そう思うと、とても直球を投げかける気分にはなれなかった。


「萌?」


心配そうな顔で萌の顔を覗き込む。
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