契約婚初夜、冷徹警視正の激愛が溢れて抗えない
日本は治安のいい国だと言われているけれど、地下鉄や空港で爆破事件などが度々起こっていて、三年前にも都内の有名大学が爆破され負傷者が出ている。それ以降は大きな爆破事件のニュースはないけれど、それは恐らく警察がテロを未然に防いでいるからだろう。
この若さでそんな重要部署の本部長なんて、相当有能な人に違いない。
「それは大変なお仕事ですね。怖くはないですか?」
警察官相手になにを質問しているんだ……って、聞いてすぐに後悔したけれど、彼は淡々と答える。
「テロ犯を怖いと思ったことはないですよ。テロで多くの人が死ぬことの方が怖いです」
ああ~、なんて尊いの。この人、斗真さまと同じようなことを言っている。
心も斗真さまだ。
ジーンと胸が熱くなって、しばし感動に浸る。
「……さん、莉乃さん」
再び柊吾さんに名前を呼ばれ、前のめりで彼に目を向け返事をした。
「は、はい、なんでしょう?」
「コーヒー来ましたよ」
彼に言われて、慌ててカップを手に取る。
「あっ、はい。いただきます」
この若さでそんな重要部署の本部長なんて、相当有能な人に違いない。
「それは大変なお仕事ですね。怖くはないですか?」
警察官相手になにを質問しているんだ……って、聞いてすぐに後悔したけれど、彼は淡々と答える。
「テロ犯を怖いと思ったことはないですよ。テロで多くの人が死ぬことの方が怖いです」
ああ~、なんて尊いの。この人、斗真さまと同じようなことを言っている。
心も斗真さまだ。
ジーンと胸が熱くなって、しばし感動に浸る。
「……さん、莉乃さん」
再び柊吾さんに名前を呼ばれ、前のめりで彼に目を向け返事をした。
「は、はい、なんでしょう?」
「コーヒー来ましたよ」
彼に言われて、慌ててカップを手に取る。
「あっ、はい。いただきます」