訪れたのは、ほんの少しの甘い予感
杏優side

ぱたんと閉まったドアをちらりと見てから私は白凪が用意してくれた制服へ慌てて着替え始めた。


それにしても、いったいなんだったんだろう?

まぁ、いいかって思ったけど、白凪少し焦っていたようにも見えたし不思議だなぁ。


うーんと考え込みながら何気なく自分の頬に触れてみて、そしてあることに気づいた。


……!


「顔 … 熱い。」

もしかして、白凪が私の髪に触れたから?

いつもは、そんなことないのに。


「っていうか、白凪が笑っていたの絶対これのせいだぁ…。」

どうしよう。ぱたぱたと手で仰ぐけど、熱、全然引かない...。。

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