最強メイド!おぼっちゃまたちをお守りします!
「それってさ……つまり、望乃さんは僕のことが好きってことなのかな?」
真剣とも無表情とも取れそうな顔は何を思っているのか分からない。
でも、私の気持ちが変わることはないから素直に答えた。
「はい、そうですね」
「っ⁉」
聞いておきながら柊さんはとても驚いた顔をする。
「正直、これが恋なのかはわからないんですけど、柊さんのことを好きだなぁって思っていることは事実ですね」
「……恋か分からないけれど、好き」
私の言葉をくり返す柊さんは何とも不思議な状態だった。
照れているのか耳は赤いのに、顔はしかめっ面。
気にしないでと言ったのに、結局困らせてしまったみたい。
「えっと……そろそろ行きましょうか? 生徒会のお仕事、終わるの遅くなっちゃいますし」
もう気にしないで欲しくてうながす。
どっちにしろいつまでもここにいるわけにはいかないから。
「ああ、そうだね」
柊さんも同意したことで、私は生徒会室に向かうために歩き出す。
先に歩き始めた私の後ろで、小さくつぶやく柊さんの声が聞こえた。
「恋か分からない、か……手強いかもな」
真剣とも無表情とも取れそうな顔は何を思っているのか分からない。
でも、私の気持ちが変わることはないから素直に答えた。
「はい、そうですね」
「っ⁉」
聞いておきながら柊さんはとても驚いた顔をする。
「正直、これが恋なのかはわからないんですけど、柊さんのことを好きだなぁって思っていることは事実ですね」
「……恋か分からないけれど、好き」
私の言葉をくり返す柊さんは何とも不思議な状態だった。
照れているのか耳は赤いのに、顔はしかめっ面。
気にしないでと言ったのに、結局困らせてしまったみたい。
「えっと……そろそろ行きましょうか? 生徒会のお仕事、終わるの遅くなっちゃいますし」
もう気にしないで欲しくてうながす。
どっちにしろいつまでもここにいるわけにはいかないから。
「ああ、そうだね」
柊さんも同意したことで、私は生徒会室に向かうために歩き出す。
先に歩き始めた私の後ろで、小さくつぶやく柊さんの声が聞こえた。
「恋か分からない、か……手強いかもな」