敏腕社長は雇われ妻を愛しすぎている~契約結婚なのに心ごと奪われました~
「徳永さんの真意はわかりません。でも人間はロボットじゃありませんから……たとえご両親に言われたからだとしても、それだけで隼人さんと三年もずっと仲良くできませんよ。今も会社絡みだけならプライベートでわざわざ声をかけてこないと思いますし」
きっと隼人さん自身と気が合う部分が絶対にあったからだ。自身のメリットになるからと、好きでもない相手と何年も一緒にいたいとは思わないだろう。そう信じたい。
ひとり捲し立て、ふと冷静になった瞬間、背中に嫌な汗が噴き出した。
気持ちが昂ったあまり完全に好き勝手言い過ぎた。隼人さんはこんな言葉をかけられるのは望んでいなかったかもしれないのに……。
「そうだな。徳永がどうであれ、あいつと過ごした高校生活は楽しかったし、今も縁が続いていることにはなんだかんだで感謝もしている」
居た堪れなさでうつむいていると、隼人さんが静かに告げた。それを聞いて顔を上げると、目を細めている隼人さんが視界に映る。
「でも、改めてそう思えるのは未希のおかげだ。ありがとう」
笑っている顔にホッとしたのと同時に、胸が締めつけられる。
「今までこの話は誰にもしたことがなかったから少しすっきりした」
「い、いいえ。私、勝手なことばかり言ってしまって……」
お礼を言われるような真似はなにもしていない。でも隼人さんが少しでも元気になってくれたのなら、すごく嬉しい。
きっと隼人さん自身と気が合う部分が絶対にあったからだ。自身のメリットになるからと、好きでもない相手と何年も一緒にいたいとは思わないだろう。そう信じたい。
ひとり捲し立て、ふと冷静になった瞬間、背中に嫌な汗が噴き出した。
気持ちが昂ったあまり完全に好き勝手言い過ぎた。隼人さんはこんな言葉をかけられるのは望んでいなかったかもしれないのに……。
「そうだな。徳永がどうであれ、あいつと過ごした高校生活は楽しかったし、今も縁が続いていることにはなんだかんだで感謝もしている」
居た堪れなさでうつむいていると、隼人さんが静かに告げた。それを聞いて顔を上げると、目を細めている隼人さんが視界に映る。
「でも、改めてそう思えるのは未希のおかげだ。ありがとう」
笑っている顔にホッとしたのと同時に、胸が締めつけられる。
「今までこの話は誰にもしたことがなかったから少しすっきりした」
「い、いいえ。私、勝手なことばかり言ってしまって……」
お礼を言われるような真似はなにもしていない。でも隼人さんが少しでも元気になってくれたのなら、すごく嬉しい。