妹の方が聖女に相応しいと国を追い出されましたが、隣国の王太子に見初められました。今更戻って来て欲しいなどと言われても困ります。
国王様は、私に対して厳しい言葉をかけてきた。
彼もそうだが、王城の人々は私のことを犯人だと決めつけている。確かに、状況的にはその可能性は高いのかもしれない。しかし、それはあんまりである。
「わしの目は、節穴だったということか……聖女に相応しいのは、お主ではなく、ホーネリアだった。なんと愚かなことだ」
「……」
「フェルーナ、お主には国外追放を言い渡す。ホーネリアを陥れたお主の罪は重い。それだけならまだしも、お主は自らの罪を認めない。なんと往生際の悪いことか。せめて罪を認め反省するなら、わしも減刑を考えたものの……」
国王様は、私に国外追放を言い渡してきた。
これは、事前にわかっていたことである。
彼は、ああ言っているが、この判決は恐らく揺るがなかった。
ホーネリアは、必ず私を追放しただろう。減刑なんて許す訳がない。彼女の態度からして、それは間違いない。
結局の所、私のこの運命は変わらなかったように思える。
だから私は、この時のために対策をしておいた。それが、上手く働いてくれるといいのだが。
彼もそうだが、王城の人々は私のことを犯人だと決めつけている。確かに、状況的にはその可能性は高いのかもしれない。しかし、それはあんまりである。
「わしの目は、節穴だったということか……聖女に相応しいのは、お主ではなく、ホーネリアだった。なんと愚かなことだ」
「……」
「フェルーナ、お主には国外追放を言い渡す。ホーネリアを陥れたお主の罪は重い。それだけならまだしも、お主は自らの罪を認めない。なんと往生際の悪いことか。せめて罪を認め反省するなら、わしも減刑を考えたものの……」
国王様は、私に国外追放を言い渡してきた。
これは、事前にわかっていたことである。
彼は、ああ言っているが、この判決は恐らく揺るがなかった。
ホーネリアは、必ず私を追放しただろう。減刑なんて許す訳がない。彼女の態度からして、それは間違いない。
結局の所、私のこの運命は変わらなかったように思える。
だから私は、この時のために対策をしておいた。それが、上手く働いてくれるといいのだが。