妹の方が聖女に相応しいと国を追い出されましたが、隣国の王太子に見初められました。今更戻って来て欲しいなどと言われても困ります。
「お、お姉様……」
先程怒りながら去っていった私が帰って来たことに、ホーネリアはかなり驚いているようだった。
それは、当然のことである。私だって、再びこんな気持ちで彼女と対面することになるなんて、つい先程までは思っていなかったことだ。
「ホーネリア、あなたに少し聞きたいことがあるの?」
「は、はい。なんでしょうか?」
「あなたは、いつ頃からか私を嫌うようになったわね? その理由がなんだったのか、覚えているかしら?」
「理由、ですか?」
とりあえず、私は彼女が変化した理由から聞くことにした。
幼い頃の私達は、それ程仲が悪いという訳ではなかった。良好な関係であったはずだ。
しかし、いつ頃からかホーネリアは私を毛嫌いするようになった。考えてみれば、私はその理由に関して、まったく思い当たる節がないのだ。
「わかりません……私にも、それがわからないのです」
「なるほどね……」
私の質問に対して、ホーネリアはゆっくりと首を振った。
毛嫌いするようになった理由がわからない。それは、おかしな話だ。理由もないのに、私に対してあんなにも攻撃的になれるものだろうか。
「それなら、その時に何か特別なことはなかった?」
「特別なことですか?」
「ええ、身の回りで何か起こったりしたのではないかしら?」
先程怒りながら去っていった私が帰って来たことに、ホーネリアはかなり驚いているようだった。
それは、当然のことである。私だって、再びこんな気持ちで彼女と対面することになるなんて、つい先程までは思っていなかったことだ。
「ホーネリア、あなたに少し聞きたいことがあるの?」
「は、はい。なんでしょうか?」
「あなたは、いつ頃からか私を嫌うようになったわね? その理由がなんだったのか、覚えているかしら?」
「理由、ですか?」
とりあえず、私は彼女が変化した理由から聞くことにした。
幼い頃の私達は、それ程仲が悪いという訳ではなかった。良好な関係であったはずだ。
しかし、いつ頃からかホーネリアは私を毛嫌いするようになった。考えてみれば、私はその理由に関して、まったく思い当たる節がないのだ。
「わかりません……私にも、それがわからないのです」
「なるほどね……」
私の質問に対して、ホーネリアはゆっくりと首を振った。
毛嫌いするようになった理由がわからない。それは、おかしな話だ。理由もないのに、私に対してあんなにも攻撃的になれるものだろうか。
「それなら、その時に何か特別なことはなかった?」
「特別なことですか?」
「ええ、身の回りで何か起こったりしたのではないかしら?」