弁護士は相談料として愛を請求する

 にやりと笑ったのんは私を見て言った。

「サイズ、予想通りだったな。今度もう少し色気のあるやつをプレゼントしてやる。今日はしょうがないけどな」

 信じらんない!何なのよ!

「……も、もう。何なの?サイテー!」

「身体大丈夫なら、少し朝飯作ってくれ。材料は入ってる」

「わかった」

 のんのお母様は専業主婦。だから、実家にいるときはご飯に困ることはなかったと思う。

 でも、実家を出てから自分で作るようになったらしい。試験受ける前は一時期だけ遙さんと同居してたんだよね。お姉さんの遙さんはすごく透明感のある綺麗な人。しかも有名な企業の御曹司と結婚したらしい。

 相手が御曹司でその結婚も大変だったそうだ。おばさんが言うにはのんが同居して色々とお姉さんを助けたらしい。さすが弁護士。一時期連絡が取れなかったのだ。
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