再び異世界?!─平凡聖女の育てた少年が、年上魔公爵になって貫く健気過ぎる激重純愛♡─
正義の召喚士を鼓舞する声が集まり、ビンビンも召喚士の杖をマオとセーラに向かって突き刺すのを止めない。
現状を理解した国王が立ち上がり、マオを指さして命じた。
「召喚士よ、魔王を滅ぼすのだ!」
「はい、国王様。召喚士としての義務を果たします」
「君にできるかな?」
マオが煽るように笑い、ビンビンを見上げる。
マオが魔王だと気づいてから、ビンビンは覚悟を決めていた。
これが召喚士の務めだ。
(まずは魔王を殺します)