再び異世界?!─平凡聖女の育てた少年が、年上魔公爵になって貫く健気過ぎる激重純愛♡─
マオは一挙両得のこの策に賭けた。
100年という長い年月をかけて。
「マオが大洪水が来るって予言をして、どれくらいの人が信じてくれた?」
ビンビンは反論できなかった。そんな事言われても誰も信じない。マオの信用を落とすだけだ。
「もし信じてくれたとしても人間みんなを生かせる食料を用意できた?みんなを正攻法で救うなんて方が、現実的じゃなかったんじゃない?」
「だから、食料もいらず、ものも言わず、ただ時を止めて石にして……石人間の家に、保護した?」
「だんだんと増える水害に対応しきれなくなる前に石にした」