再び異世界?!─平凡聖女の育てた少年が、年上魔公爵になって貫く健気過ぎる激重純愛♡─
マオは石人間の保護に誰より積極的だった。マオは常に石人間の家の周りに何十もの防護魔法を張り巡らし、デュオに見回りを課して管理させていた。
貴族たちが石だから放っておけばいいという中で、石が風化しないようにマオが誰より尽力してきたことはビンビンの方がよく知っていた。
「マオはみんなを守ってたのに!!」
セーラの叫びに、ビンビンの歪んだ視界が晴れていく。
「どうして魔王だからって話も聞いてくれないの!どうして決めつけるの!!」