最強男子は、最凶?!
第3章
宮原をあの空き教室に呼んだ日。
ちょうどあの時は、満月だった。
満月の日は、窓の中に眠る悪意達が暴走し破壊する。
その悪意達の攻撃に寄って過去の俺に戻ってしまう。
だが、宮原は癒しの魂が刻まれていた。
俺はそれに救われた。
もちろん、奏磨がいなかったら俺今頃……考えたくもない。
あの日を境に俺は、あの空き教室に行かなくなった。
だって、宮原が近くに居るから。