月明かりタンゴ〜罪の恋〜
今もみこちゃんは悪い女じゃないと信じていたい。いつも私に優しかったみこちゃんは悪女じゃないよ。

悩んでた時はそばにいたからやっぱり理想の彼女だと思った。

「誰にも言わないよね」
「うん…もちろん」

もちろん誰にも言わないよ。いつもそばにいたいから。

ダコタちゃんは泣いちゃうくらい叫んでた。初めてこんな怒ってる顔を見た。

「なんで他の男にキスしたのよ!最悪だよ!」
「はぁ!?ダコタはガキだから何も知らないよ!」

普通はダコタちゃんとみこちゃんは優しいで元気してるけど…今は知らない人みたいだよ…

「あんたみたいな裏切り者のせいでママもう亡くしたよ!」
「知らねーよ!私も悩みはあるよ?」

ママを亡くしたって…どういうこと?

「お願いケンカをやめて!」

私は、それを言いながら泣いちゃった。怖かった。なんで今は大切な友達はケンカしてるの?離れたらどうする?二人いないならお姉さんにいじめられる時は誰が私のそばにいるの?いつも楽しい時間を過ごしたいから…

「私のためにやめて…」

って言った。

大人なのにこんな子供じみた言葉を言った。
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