初夜で妻に「君を愛することはない」と言った私は、どうやら妻のことをめちゃくちゃ愛していたらしい



(ミリアあいつ、私のことをステファニーにチクったな!?)

 多分真っ白い顔をしている私を、ステファニーは5秒間ほど、真顔で見つめていた。
 見つめた後……。


 ――なんとステファニーは、私からプイッと顔を背けてしまったのだ。


(なん……だ、と……!?)

 私はそのことに、これ以上ないほど衝撃を受けた。

 だってだな、初めてステファニーが、私の存在を認識しながら、そっけない態度を取ったのだ!

 処刑? 拷問? と怯えていた時を上回る衝撃が、私を貫いたのだった。


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