初夜で妻に「君を愛することはない」と言った私は、どうやら妻のことをめちゃくちゃ愛していたらしい
ステファニーが、あのステフが、私に興味がない?
彼女は、本当に私を……。
(ステファニーは、本気で私を捨てる気なのか……!!)
ザーッとさらに血の気が引いていくのが自分でも分かる。
そして、自分がどれだけ彼女に依存して生きてきたのか、分かってしまった。
なにしろ、彼女がいつも私を逃してくれないから、私は彼女がいない人生など想像もしたことがなかったのだ。
いつだって私は、彼女から逃げ回っていて、私の行動や女性関係を制限しようとする彼女に辟易していた。
逃げたい逃げたいと、心から思っていた。
けれども、いざ彼女にこうして捨てられてしまうと……彼女が居ないなら、私は一体何をどうして生きていけばいいのだ……。