筒井くんと眠る夜 〜年下ワンコ系男子は御曹司への嫉妬を隠さない〜
「だからとにかく、俺は小夜ちゃんのことがずっと好きだった。初めて会った日から」
民人さんは私の手を取ってまっすぐ見据える。
「急にそんな風に言われても……感情が追いつかない。それに結局、親の敷いたレールの上で踊らされてたみたいで……」
「俺は、もし小夜ちゃんが本気で別の奴のことを好きになってしまったら、こっちから婚約解消を申し出るつもりだった。だけど小夜ちゃんは筒井を選んだ」
また、あの夜のことを思い出す。
「小夜ちゃんは親の敷いたレールなんて言うけど、俺は全部、この家に生まれたのも、小夜ちゃんと婚約できたのも自分が引き寄せた運命だって思ってる」
「自分が引き寄せた……?」
彼は頷く。
「俺が小夜ちゃんを引き寄せたし、小夜ちゃん自身が俺を引き寄せたんだよ」
口角を上げて笑って見せる。
そんなポジティブな考え方があったんだってびっくりする。
「俺は小夜ちゃんのことが好きで結婚したいと思ってるから、小夜ちゃんが続けたければ仕事も続けてもらいたいし、子どもだって小夜ちゃんが欲しいと思わないなら作らなくていいって思ってる」
「だ、だめでしょ、それは……」
思わず慌てる私を民人さんは笑う。
「だから、子どもが欲しいって思ってもらえるように努力するよ。それくらい小夜ちゃん自身を好きって意味。小夜ちゃん以外なんて考えられない」
また、私の目を見る。
「小夜ちゃんだってあの夜、ちゃんと俺のことが好きだって自分で認めたはずだよ」
民人さんは私の手に口づける。
民人さんは私の手を取ってまっすぐ見据える。
「急にそんな風に言われても……感情が追いつかない。それに結局、親の敷いたレールの上で踊らされてたみたいで……」
「俺は、もし小夜ちゃんが本気で別の奴のことを好きになってしまったら、こっちから婚約解消を申し出るつもりだった。だけど小夜ちゃんは筒井を選んだ」
また、あの夜のことを思い出す。
「小夜ちゃんは親の敷いたレールなんて言うけど、俺は全部、この家に生まれたのも、小夜ちゃんと婚約できたのも自分が引き寄せた運命だって思ってる」
「自分が引き寄せた……?」
彼は頷く。
「俺が小夜ちゃんを引き寄せたし、小夜ちゃん自身が俺を引き寄せたんだよ」
口角を上げて笑って見せる。
そんなポジティブな考え方があったんだってびっくりする。
「俺は小夜ちゃんのことが好きで結婚したいと思ってるから、小夜ちゃんが続けたければ仕事も続けてもらいたいし、子どもだって小夜ちゃんが欲しいと思わないなら作らなくていいって思ってる」
「だ、だめでしょ、それは……」
思わず慌てる私を民人さんは笑う。
「だから、子どもが欲しいって思ってもらえるように努力するよ。それくらい小夜ちゃん自身を好きって意味。小夜ちゃん以外なんて考えられない」
また、私の目を見る。
「小夜ちゃんだってあの夜、ちゃんと俺のことが好きだって自分で認めたはずだよ」
民人さんは私の手に口づける。