ユーとリーのほのぼの日記
第4話 雨の日
朝から静かにそしてずっと雨が降っています。 ユーは何となく不機嫌です。
リーはそんなユーにはお構いなし。 のんびりと寝ているようです。
「ったくもう、よく寝るんだから。」 小屋から外を眺めては起きそうにないリーを見詰めています。
「よく寝てられるわねえ。 飽きないのかなあ?」 「飽きないわよ。」
「え?」 「ユーはどっかに遊びに行ったらいいじゃない。」
「この雨の中で遊びに行けると思う?」 「そうねえ。 でもどっかに有るわよ。」
「そうかなあ?」 「私は雨なんて大っ嫌いなんだからさあほっといてよ。」
そう言いながらリーは面倒くさそうに尻尾を振っています。
「しょうがないなあ。 リーがあれじゃあ遊べないや。」 ユーは小屋から這い出すとブルブルと身を震わせてから道路に出て行きました。
バシャーン‼ 通り過ぎる車が容赦なく水溜まりを跳ねていきます。
「てめえ 舐めてんのか‼」 剥きになって吠えてみたけど誰も居ません。
拍子抜けしたユーはいつもの果物屋さんの前にまでやってきました。
「いつかの生意気な犬だぜ。 とっちめてやろうぜ。」 「やめとけよ。 またやられたらどうするんだい?」
顔に傷を刻み込んでいる白猫が言い争ってます。 (アホらしい連中だなあ。)
ユーはその白猫たちの横を擦り抜けていきました。 すると、、、。
「てめえ 分かってんのか?」 「何が?」
「俺様のこと知らねえのか?」 「あんたみたいなダサい白猫は知らないわよ。」
「何だと? 俺様を怒らせてただで済むと思うなよ。 やっちまえ!」 「こないだだってただで済んだじゃない。」
「言わせておけば、、、。 この野郎!」 ボスらしい白猫が飛び掛かってきた。
「キャーーーーーーーー‼」 「おらおらお姉ちゃん こっち向きなよ。」
あっちにこっちに投げ飛ばされているうちにユーの周りには白猫たちが集まってきました。
「何だ、ただの雌犬じゃねえか。 転がして食べちまえば終わりだぜ。」 意地悪そうな白猫がユーを弄び始めました。
ユーはというと投げられているうちにボーっとしてきて抵抗する気にもなれなくなってきました。 (やばいなあ、やられちまうぞ。)
ところがです。 弄んだ後で白猫のボスがユーを弄り始めました。 (気持ち悪いなあ、こんなのに遊ばれて堪るかってんだ。)
でもでも投げ飛ばされ続けたからかあっちこっちが痛くて動けません。 (まいったなあ。)
「そろそろいいんじゃねえのか? こいつもぶっ倒れてるし負けを認めたようなもんだぜ。」 「そうだな。 おい、姉ちゃんよ もう俺たちに逆らうんじゃねえぞ。」
いい気になっているボス猫が髭を引っ張って遊び始めました。 「今だ‼」
突然に大きく吼えたユーはボス猫の頬っぺたに噛み付きました。 「いてえ! 何しやがるんだこの野郎!」
ユーは構わず傍に居たブチ猫にも飛び掛かってお腹に噛み付きました。 「やめてくれーーーー‼」
太々しかった二匹の猫が一瞬でたじろいでしまったもんだから他の猫たちは一目散に逃げだしました。
「ああもう。 疲れちゃったじゃないよ。」 ずぶ濡れになり泥だらけになったユーは息を弾ませながら小屋に帰ってきました。
「どうしたのよ? その恰好は。」 奥で丸くなっているリーは不思議そうに聞きました。
「のぼせた猫が居たからとっちめてきたのよ。」 「あの白猫でしょう?」
「あいつさあ、しつこいんだもん。」 「ほっといてもいいのに。」
「あいつから仕掛けてきたんだもん。 やらないわけにはいかないわよ。 いてててて。」
「まったく、、、。 ユーったら、、、。」 リーは雨上がりの空をこれまた恨めしそうな顔で見上げました。
リーはそんなユーにはお構いなし。 のんびりと寝ているようです。
「ったくもう、よく寝るんだから。」 小屋から外を眺めては起きそうにないリーを見詰めています。
「よく寝てられるわねえ。 飽きないのかなあ?」 「飽きないわよ。」
「え?」 「ユーはどっかに遊びに行ったらいいじゃない。」
「この雨の中で遊びに行けると思う?」 「そうねえ。 でもどっかに有るわよ。」
「そうかなあ?」 「私は雨なんて大っ嫌いなんだからさあほっといてよ。」
そう言いながらリーは面倒くさそうに尻尾を振っています。
「しょうがないなあ。 リーがあれじゃあ遊べないや。」 ユーは小屋から這い出すとブルブルと身を震わせてから道路に出て行きました。
バシャーン‼ 通り過ぎる車が容赦なく水溜まりを跳ねていきます。
「てめえ 舐めてんのか‼」 剥きになって吠えてみたけど誰も居ません。
拍子抜けしたユーはいつもの果物屋さんの前にまでやってきました。
「いつかの生意気な犬だぜ。 とっちめてやろうぜ。」 「やめとけよ。 またやられたらどうするんだい?」
顔に傷を刻み込んでいる白猫が言い争ってます。 (アホらしい連中だなあ。)
ユーはその白猫たちの横を擦り抜けていきました。 すると、、、。
「てめえ 分かってんのか?」 「何が?」
「俺様のこと知らねえのか?」 「あんたみたいなダサい白猫は知らないわよ。」
「何だと? 俺様を怒らせてただで済むと思うなよ。 やっちまえ!」 「こないだだってただで済んだじゃない。」
「言わせておけば、、、。 この野郎!」 ボスらしい白猫が飛び掛かってきた。
「キャーーーーーーーー‼」 「おらおらお姉ちゃん こっち向きなよ。」
あっちにこっちに投げ飛ばされているうちにユーの周りには白猫たちが集まってきました。
「何だ、ただの雌犬じゃねえか。 転がして食べちまえば終わりだぜ。」 意地悪そうな白猫がユーを弄び始めました。
ユーはというと投げられているうちにボーっとしてきて抵抗する気にもなれなくなってきました。 (やばいなあ、やられちまうぞ。)
ところがです。 弄んだ後で白猫のボスがユーを弄り始めました。 (気持ち悪いなあ、こんなのに遊ばれて堪るかってんだ。)
でもでも投げ飛ばされ続けたからかあっちこっちが痛くて動けません。 (まいったなあ。)
「そろそろいいんじゃねえのか? こいつもぶっ倒れてるし負けを認めたようなもんだぜ。」 「そうだな。 おい、姉ちゃんよ もう俺たちに逆らうんじゃねえぞ。」
いい気になっているボス猫が髭を引っ張って遊び始めました。 「今だ‼」
突然に大きく吼えたユーはボス猫の頬っぺたに噛み付きました。 「いてえ! 何しやがるんだこの野郎!」
ユーは構わず傍に居たブチ猫にも飛び掛かってお腹に噛み付きました。 「やめてくれーーーー‼」
太々しかった二匹の猫が一瞬でたじろいでしまったもんだから他の猫たちは一目散に逃げだしました。
「ああもう。 疲れちゃったじゃないよ。」 ずぶ濡れになり泥だらけになったユーは息を弾ませながら小屋に帰ってきました。
「どうしたのよ? その恰好は。」 奥で丸くなっているリーは不思議そうに聞きました。
「のぼせた猫が居たからとっちめてきたのよ。」 「あの白猫でしょう?」
「あいつさあ、しつこいんだもん。」 「ほっといてもいいのに。」
「あいつから仕掛けてきたんだもん。 やらないわけにはいかないわよ。 いてててて。」
「まったく、、、。 ユーったら、、、。」 リーは雨上がりの空をこれまた恨めしそうな顔で見上げました。

