淫夢でも溺愛されたい! 〜サキュバスは隣人にガチ恋する~
☆☆☆

普段の麻里奈からは想像もつかない格好で表に出た麻里奈は、そのままコンビニへ向かった。
店員がちらりとこちらへ視線を向けるけれど、すぐにそっぽを向いてしまった。

いつもは麻里奈に愛想よく対応してくれている中年男性だったが、全く興味を持っていない様子だ。
『いらっしゃいませ』の一言もなく他の仕事をはじめる店員を横目に見て、ドリンクコーナーへ向かう。

レジでイートインを使わせてもらうように頼んで、席についた。
カウンターテーブルのような場所に簡易的な椅子がふたつ並べて置かれている、狭いスペースで腰を下ろす。

ここからならマンションの出入り口がよく見えた。
購入したペットボトルの炭酸水を一口飲んで窓の外を確認すると、土曜日の早朝だというのに沢山の人が行き交っている。

犬の散歩をする人や、これから仕事や遊びへ向かう人。
慌ただしく行き交う人を見ていると、あっという間に30分ほど経過していた。
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