淫夢でも溺愛されたい! 〜サキュバスは隣人にガチ恋する~
そんな様子だから男たちはすぐに麻里奈に興味をいだき始めた。
普段はそれほど女に興味を示さない男でさえ、麻里奈の存在に引き寄せられていく。

「やぁ、こんばんは」
最初に声をかけてきたのは紳士然とした白髪の男だった。

こういう男こそ、よく遊んでいるものなのかもしれない。
男は立ちんぼに渡すお金にしては高額は金額を提示してきた。

だけど麻里奈にとってお金なんてどうでもいいものだった。
お金目当てでここに立っているわけでもない。

「ごめんなさい」
麻里奈が謝ると男は一瞬驚いた顔を浮かべたものの、すぐに立ち去っていった。

元々こういうところに来る男じゃないようだ。
ここでごねるほど落ちぶれてはいないと、その背中が言っている。

それから何人かの男に声をかけられたけれど、残念ながら麻里奈好みの男はいなかった。
それでも麻里奈と寝たい一心で金額を跳ね上がらせる男もいたけれど、麻里奈の答えは変わらなかった。
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