ムラマサ! ~道端でちょっとめんどくさいイケメンを拾いました~
そうだ。
ちょっと前、うちの社報にも出てたよ。
うちの社長と対談してたろ」
「社報……」
と全員が宙を見る。
「自分が出てるときしか見ないです」
と小林が言い、
「クロスワードしか見ないです」
と由良が言い、
「占いしか見ないです」
と美都が言う。
「……読んでやれ、社報」
ちょっと待ってろ、と脇田は立ち上がり、社報を取ってくる。
「この男だ。
小久保村正」
ページを開くやいなや、美都が身を乗り出した。
「やだっ。
すごいイケメンッ。
私、今度から、社報見ますねっ」
「……いや、いつもイケメンのっけてるわけじゃないからな」
そう言いながら、肝心のあやめの方を見ると、彼女は何故か、ぼーっとその社報を眺めていた。
いやまあ、いつもわりと、ぼーっとしてはいるのだが……。
ちょっと前、うちの社報にも出てたよ。
うちの社長と対談してたろ」
「社報……」
と全員が宙を見る。
「自分が出てるときしか見ないです」
と小林が言い、
「クロスワードしか見ないです」
と由良が言い、
「占いしか見ないです」
と美都が言う。
「……読んでやれ、社報」
ちょっと待ってろ、と脇田は立ち上がり、社報を取ってくる。
「この男だ。
小久保村正」
ページを開くやいなや、美都が身を乗り出した。
「やだっ。
すごいイケメンッ。
私、今度から、社報見ますねっ」
「……いや、いつもイケメンのっけてるわけじゃないからな」
そう言いながら、肝心のあやめの方を見ると、彼女は何故か、ぼーっとその社報を眺めていた。
いやまあ、いつもわりと、ぼーっとしてはいるのだが……。