ムラマサ! ~道端でちょっとめんどくさいイケメンを拾いました~
 桐治は大真面目に村正を叱る。

「見知らぬ女性の家に転がり込むとか。
 お前が超のつくイケメンじゃなかったら、犯罪だぞ」

 超のつくイケメンでも犯罪です……。

「すみません。
 息子がご迷惑をおかけしておりまして。
 いつでも叩き出してください」

「ああ、いえいえ。
 こちらこそ、なんだかんだで村正さんにはお世話になっておりまして」
とあやめがペコペコ頭を下げはじめると、桐治は村正を振り向き言った。

「おい、村正。
 人様のおうちにお邪魔せずとも、お前の持ち家の何処かで二人で住んだらいいじゃないか」

「そうだな。
 俺の屋敷にはアレ○サないからな」

 こいつ、気づいたら、アレク○つけようとするんだよ、と村正は桐治に愚痴ったあとで、

「よし、じゃあ、あやめ。
 今日から、うちに来い」
と振り向きざま言ってくる。

 ……なんだかんだで言動が似ている。
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