ゾンビゲーム 〜生死をかけて脱出せよ!〜
「私はゾンビじゃないよ」
梨乃が呆れ顔を浮かべている。
「ど、どうして……通路にいたのに!」
「一度ドアの鍵が閉まったけれど、また開いたの。なんでかわからないけどね」
梨乃が大人みたいに肩をすくめてみせる。
きっと、プレイ人数が足りないからだ。
だから一度閉めたドアの鍵がまた開いて、梨乃と春美をこの部屋に誘導してきたのだ。
それを証明するように『ゲーム再開』と声が聞こえたかと思うと、天井から水が流れ落ちてきた。
文秋はチッと小さく舌打ちすると同時に、安心感を覚えていた。
1人で行くと豪語したものの、やはり恐ろしいことには変わりなかった。
ここで死んでしまうかもしれないと、覚悟も決めていた。
それがこうしてまた友人と会うことができて、こんな状況なのに少し心が踊っているのも事実だ。
自分の覚悟の弱さにうんざりしてしまう。
梨乃が呆れ顔を浮かべている。
「ど、どうして……通路にいたのに!」
「一度ドアの鍵が閉まったけれど、また開いたの。なんでかわからないけどね」
梨乃が大人みたいに肩をすくめてみせる。
きっと、プレイ人数が足りないからだ。
だから一度閉めたドアの鍵がまた開いて、梨乃と春美をこの部屋に誘導してきたのだ。
それを証明するように『ゲーム再開』と声が聞こえたかと思うと、天井から水が流れ落ちてきた。
文秋はチッと小さく舌打ちすると同時に、安心感を覚えていた。
1人で行くと豪語したものの、やはり恐ろしいことには変わりなかった。
ここで死んでしまうかもしれないと、覚悟も決めていた。
それがこうしてまた友人と会うことができて、こんな状況なのに少し心が踊っているのも事実だ。
自分の覚悟の弱さにうんざりしてしまう。