ゾンビゲーム 〜生死をかけて脱出せよ!〜
気になって近づいていくと、文秋が鏡面を指差した。

春美とふたりで覗き込んでみると、そこには天井が映し出されている。




「なにも映ってないじゃん」




春美の言葉に梨乃が「あっ」と小さく声を上げる。

座卓は背が低く、天井までの距離が遠い。

だからパッと見ただけでは気が付かないけれど、天井には四角切れ目があるようなのだ。

鏡から目を離して直接天井を見上げてみる。

確かに、人一人が通れるくらいの四角い切れ目がある!




「きっと、あれが通路に続いてるんだよ!」




梨乃が天井を指差して春美に言った。

春美の頬に希望の赤みが差し込む。

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