秘密
言い切って、身体を持ち上げその弱音を吐く唇にキスをした。彼はされるがままに動かない。腰を浮かして、その陰茎を右手で入口に誘導する。彼の意志と反して、陰茎は固く反り立って今にも入りたそうにしている。柔く握れば脈打っていることもわかる。
キスをやめて、顔を見上げた。切ないように浅く息を吐いて、泣き出す前のくしゃくしゃになった顔で「あー…情けな」って言った後、コンドームを装着して腰をぐいっとひっかけるようにして膣内に押し入ってきた。その深さに軽く星が飛んで、彼の背中にしがみついた。
膣の中で一回り程、大きく膨らんで前後にゆらゆらと動かされて断続的な甘い声が部屋に響いた。
制御できない悲鳴を無視して、彼はただ規則正しく腰を最奥までの道を探すように振り続ける。ぎしりぎしりと大きくスプリングも歪む。
一か所、ひと際甲高い声で鳴いたところを彼は見逃さなかった。
「見つけた」
「ひゃっ!!待って、やだ、やだ」
腰を抱えなおし、ゆっくりと腰を突き上げた。わざとお腹を擦り付けられて背が反った。引くことはせずに無遠慮に押し込んで圧迫感で息が止まった。彼の控えめに乗せていた体が重くのしかかり、彼は顔を枕に埋める。切羽詰まったくぐもった声が私を呼んだ。
「理世っ…!」
身体の奥が歓喜に震え、思わず目を閉じた。
「―――っ」
秘密がしっかりと脳裏に浮かぶ。その秘密の大きさに愕然とした。
知って、しがみついた大きな背中が途端に小さく感じてしまった。何度彼はこの秘密で傷つき諦めてきたのだろう。彼をちらりと目を開けてみると、はぁはぁと息を切らしぼんやりとしている。力が抜けたその身体を抱き締めなおして、気付けば涙が溢れていた。
あの日私は思い知ったはずなのに。
私は卑怯で愚か者だ。
キスをやめて、顔を見上げた。切ないように浅く息を吐いて、泣き出す前のくしゃくしゃになった顔で「あー…情けな」って言った後、コンドームを装着して腰をぐいっとひっかけるようにして膣内に押し入ってきた。その深さに軽く星が飛んで、彼の背中にしがみついた。
膣の中で一回り程、大きく膨らんで前後にゆらゆらと動かされて断続的な甘い声が部屋に響いた。
制御できない悲鳴を無視して、彼はただ規則正しく腰を最奥までの道を探すように振り続ける。ぎしりぎしりと大きくスプリングも歪む。
一か所、ひと際甲高い声で鳴いたところを彼は見逃さなかった。
「見つけた」
「ひゃっ!!待って、やだ、やだ」
腰を抱えなおし、ゆっくりと腰を突き上げた。わざとお腹を擦り付けられて背が反った。引くことはせずに無遠慮に押し込んで圧迫感で息が止まった。彼の控えめに乗せていた体が重くのしかかり、彼は顔を枕に埋める。切羽詰まったくぐもった声が私を呼んだ。
「理世っ…!」
身体の奥が歓喜に震え、思わず目を閉じた。
「―――っ」
秘密がしっかりと脳裏に浮かぶ。その秘密の大きさに愕然とした。
知って、しがみついた大きな背中が途端に小さく感じてしまった。何度彼はこの秘密で傷つき諦めてきたのだろう。彼をちらりと目を開けてみると、はぁはぁと息を切らしぼんやりとしている。力が抜けたその身体を抱き締めなおして、気付けば涙が溢れていた。
あの日私は思い知ったはずなのに。
私は卑怯で愚か者だ。