断罪された公爵令嬢は自分が聖女だと気づき、甘い溺愛の中でもう一度人生をやり直す
そして、そっと私の頬に触れた。



「私がただ君を愛しているだけ、って言ったら信じる?」



顔に熱が集中するのを感じる。

「・・・・御冗談でしょう?」

私がグレン殿下と顔を合わせたのは今日が初めてのはずだ。
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