異世界トリップして、猫獣人皇帝の赤ちゃんを身ごもり、新たな使命に生きることとなりました!
手足を動かしてみると自分の意思で操作できる。
感覚もあるし、大丈夫だ。健康体で生きているみたい。
体を起こして部屋中を眺めてみる。
「噴水があるって……どういうこと?」
女神様のようなビジュアルの彫刻があり、その彼女の手にはツボがある。そこから水が常時流れているのだ。
カーテンは見たことがない美しい文様。金色の家具。
この部屋には誰もいない。
私が立ち上がろうとした時、扉が開いた。
そこに入ってきたのは、私が愛してやまない獣人皇帝シャネード様だ。
「信じられない……」
金髪で背中にまである長い髪の毛。瞳は青くて鋭い。
白くてもふもふした猫の耳としっぽが生えている。
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