私の一等星

5.

私は演劇部に入った。
「お〜。新人だ!やっほ~い!」
「トロロうるさい。せっかくの貴重な新入部員が怖がっちゃうでしょ」
「落ち着けぇ~、おち、ついて~、そう、平気よ。平気、へっちゃら、にんじんだ、にんじんにんじんにんじん……」
「良かったねサフィ、廃部は免れて」
「本当だね、サリー」
演劇部は3年5人、2年2人、私を含めた1年7人で計14人。
「はい、みんな静かにして。……とりあえず、みんな最初は自己紹介。クラス、名前、住んでるところと出身中学校、もともとどこの部活に所属していたのか、好きなお菓子、曲、今のところ役者と裏方どちらを志望するのか、あとーーー」
「を、言ってね、かぐら今言ったことの板書よろしく」
「分かった」
先輩後輩関係なく仲が良くて、楽し気な雰囲気の部活。見るからに親切な人が多い。
「じゃあ次はあなた。…おーい、聞いてる?おめめぱっちりちゃん?」
「あ、すみません」
「そんなに硬くならなくて大丈夫。じゃ、自己紹介よろしくね」
「はい、えっと……1年3組京久保美鈴です。月ヶ岡に住んでいて、そこの四中出身です。あ、でも2年の二学期までは瑞瀬名にすんでいて、瑞瀬名中に通ってました。元美術部です。好きなお菓子は、チョコレートです。あい○ょんが好きです。裏方を希望します」

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