異世界騎士の忠誠恋
ハロルドは、毎日、仕事を頑張っている。帰ると、カノンと一緒に居られる悦びを噛みしめている。
ある日、社員になる話しの手続きで、親父殿に聞かれた。「そういや、ハル。住民票はあるか?」と。給料を銀行振り込みにしたりと、色々と手続きが必要だった。
住民票。戸籍。調べていない。フリードは、役所に行ってみたら、あったが……。フリードにメッセージを送る。すぐに、返事が返ってきた。確かめるのに、印鑑が必要だと。
カノンに、メッセージをした。印鑑は、アヤネ殿の勧めで実印も作ってあり、役所に一緒に行ってくれると。
後日、役所へカノンと脚を運ぶ。月末もあり、役所は混雑していた。
「127番の番号札の方。4番窓口にお越しください」
「ハロルドさん、呼ばれたよ。行こう」
「……なかったら……」
「大丈夫!! ねっ?」
「はい」
窓口で、書類確認などの手続きをする。もう1度呼ぶと言われ、待っている間。緊張で手に汗がでる。彼女が、優しく手を握ってくれる。
大丈夫、俺は、彼女と。カノンの傍にいたい!! 彼女と離れたくない!!
「ハロルド・リヒタルトさん」
「「っ、はい!!」」
呼ばれた窓口に行く。
席に座り……職員が、書類を出した。
「こちらになります。確認してください」
「「…………」」
「あの、何か間違いが?」
「いえ」
「では、こちらに署名をしてください」
受け取り欄に記入し、印鑑を押す。
無くさないように封筒に入れてもらい、証明書代金を支払う。
役所から出て、ハロルドはカノンを抱き締める。
俺は、彼女の傍にいられる!! 愛するカノンと、家族になれる!!
「カノン?」
「よかった。ハロルドさん」
「カノンと結婚すると、兄がフリードになるのか?」
「えっ、あっ……そう、だね……」
「アレが、義兄?」
「複雑そうだね……」
ハロルドは、彼とは腐れ縁が切れないのだろうな、と思いながら嬉しく思った。その嬉しそうな彼を、彼女も嬉しかった。彼が無意識に、「カノンと結婚すると」と言っていたのもあった。
住民票と戸籍謄本のおかげで、ハロルドは社員になる手続きを進めることができた。
親父殿たちが、お祝いと食事の席をもうけてくれた。寮の食堂を使いご飯。カノンも呼んだ。
「ハロルドさんがお世話になっていたのに、ご挨拶しなくて……」
「いいんですよ。俺らが引っ張ってきたんだから」
「坊主は良い仕事している。いい旦那にもなるだろうよ」
「えっ、あっ、はい……」
「いい、だんな……なれるか? 俺は、カノン?」
「……ぅん……」
親父殿たちが、嬉しそうに笑っている。歌音は、嬉しそうに頬を紅くしてハロルドを見ている。
愛らしい笑顔にハロルドは、堪らず抱き締める。
周りからは、「こんなところでまで、やめてくださいよ!!」と喜びからかう声。
食事会では、酒を呑むものいたが。ハロルドはやめておいた。酒癖があぁも悪いのでは、また、彼女に迷惑をかけてしまう。カノンは、少しだけにすると言い、グラス1杯のビールだけ呑んだ。
お腹もいっぱいで、心も満たされ。仕事仲間や親父殿たちからも、喜んで貰えてハロルドは今までにない気持ちになった。
帰り道、少し肌寒い中。彼女と手を握って、一緒に歩く。
彼女と出会った商店街を抜け、マンション近くの公園。桜の樹が、蕾と花が入り混じり月明かりに照らされている。
ーー俺は、この世界にこれて良かった。カノンと出逢えて、良かったーー
「どうしたの? ハロルドさん?」
「ここが、俺の居場所なんだと思うと嬉しくて」
「うん、ハロルドさんの居場所」
「カノン、俺とこれからも一緒に……家族になりたい」
「……ぅん……」
「それは、イエス?」
「ハロルドさん、私と家族になろう!!」
彼女を抱き上げ、喜ぶ。家族!! 新しい世界で、新しい国で……本当に愛している、彼女と!! カノンと一緒に!! 俺は彼女と家族になる!!
公園からマンションに戻り、彼女とベッドに行く。
彼がゆっくりと優しく抱き締めて、キスをしてくる。いつもと同じようだけど、今夜は違う。彼の溢れる気持ちが、いちだんと伝わってくる。
キスだけでなく、指からも……彼の漏れる吐息からも。「カノン、俺のカノン」と囁き、愛撫する唇。切羽詰まった瞳とキス。だんだんととまらない気持ちが、彼を激しく揺さぶる。
「その、今夜は……無理そうだ……」
「んんっ、無理って?」
「あぁー、その。1回1つのが……」
「……やっぱり、無理?……」
「今まで我慢しすぎて、その、今夜は……限界なんだ」
「今夜、だけ……ね?」
その夜、やらかしの1箱。
翌日の昼。歌音は、許した自分がいけなかったと猛省した。
ーー私、もつのかなぁ……こんなにされたら、もぅーー
「カノン、大丈夫?」
「ぅん……まだ、起きれないけど」
「ごめん……俺、まだ足りないくらいで……」
「っ?!」
「い、いや!! 今する訳じゃない!!」
最後の謝る言い訳が……彼の言葉は、本当になった。歌音は、彼に甘い。彼も、カノンに弱い。
ゴーン。リンゴーン。
梅雨の間の晴れ間。今日は、アヤネさんの結婚式。フリードとの……。
カノンの姉のアヤネさんは、美しかったが。隣のカノンの方が、愛らしくて堪らない。姉妹だが、対照的でいて、共通点もある。
「綾音ちゃん、きれい!!」
「ありがとう」
「アヤネさん、フリード。おめでとう」
「「……ありがとう……」」
ハロルドへの返事が、2人して棒読み。理由は、カノンへの愛し方。恐いくらいに、「愛してる」やらキスやら、抱き締めたり。の、愛情表現が激しさをました。
歌音も、最初の頃は、「恥ずかしいから」と言っていたが……慣れとは恐ろしいモノ。あの、例の動画もたまに、ご所望で送っている。
フリードも、「ねぇ、オレも欲しいなぁ? アヤネの。エッロイ感じで?」とバカな事を言い出している。
アヤネ殿から、アヤネさんと言えるまで、時間はかからなかった。家族になれると、喜んだ彼は、自然と言えるようになった。
ある日、社員になる話しの手続きで、親父殿に聞かれた。「そういや、ハル。住民票はあるか?」と。給料を銀行振り込みにしたりと、色々と手続きが必要だった。
住民票。戸籍。調べていない。フリードは、役所に行ってみたら、あったが……。フリードにメッセージを送る。すぐに、返事が返ってきた。確かめるのに、印鑑が必要だと。
カノンに、メッセージをした。印鑑は、アヤネ殿の勧めで実印も作ってあり、役所に一緒に行ってくれると。
後日、役所へカノンと脚を運ぶ。月末もあり、役所は混雑していた。
「127番の番号札の方。4番窓口にお越しください」
「ハロルドさん、呼ばれたよ。行こう」
「……なかったら……」
「大丈夫!! ねっ?」
「はい」
窓口で、書類確認などの手続きをする。もう1度呼ぶと言われ、待っている間。緊張で手に汗がでる。彼女が、優しく手を握ってくれる。
大丈夫、俺は、彼女と。カノンの傍にいたい!! 彼女と離れたくない!!
「ハロルド・リヒタルトさん」
「「っ、はい!!」」
呼ばれた窓口に行く。
席に座り……職員が、書類を出した。
「こちらになります。確認してください」
「「…………」」
「あの、何か間違いが?」
「いえ」
「では、こちらに署名をしてください」
受け取り欄に記入し、印鑑を押す。
無くさないように封筒に入れてもらい、証明書代金を支払う。
役所から出て、ハロルドはカノンを抱き締める。
俺は、彼女の傍にいられる!! 愛するカノンと、家族になれる!!
「カノン?」
「よかった。ハロルドさん」
「カノンと結婚すると、兄がフリードになるのか?」
「えっ、あっ……そう、だね……」
「アレが、義兄?」
「複雑そうだね……」
ハロルドは、彼とは腐れ縁が切れないのだろうな、と思いながら嬉しく思った。その嬉しそうな彼を、彼女も嬉しかった。彼が無意識に、「カノンと結婚すると」と言っていたのもあった。
住民票と戸籍謄本のおかげで、ハロルドは社員になる手続きを進めることができた。
親父殿たちが、お祝いと食事の席をもうけてくれた。寮の食堂を使いご飯。カノンも呼んだ。
「ハロルドさんがお世話になっていたのに、ご挨拶しなくて……」
「いいんですよ。俺らが引っ張ってきたんだから」
「坊主は良い仕事している。いい旦那にもなるだろうよ」
「えっ、あっ、はい……」
「いい、だんな……なれるか? 俺は、カノン?」
「……ぅん……」
親父殿たちが、嬉しそうに笑っている。歌音は、嬉しそうに頬を紅くしてハロルドを見ている。
愛らしい笑顔にハロルドは、堪らず抱き締める。
周りからは、「こんなところでまで、やめてくださいよ!!」と喜びからかう声。
食事会では、酒を呑むものいたが。ハロルドはやめておいた。酒癖があぁも悪いのでは、また、彼女に迷惑をかけてしまう。カノンは、少しだけにすると言い、グラス1杯のビールだけ呑んだ。
お腹もいっぱいで、心も満たされ。仕事仲間や親父殿たちからも、喜んで貰えてハロルドは今までにない気持ちになった。
帰り道、少し肌寒い中。彼女と手を握って、一緒に歩く。
彼女と出会った商店街を抜け、マンション近くの公園。桜の樹が、蕾と花が入り混じり月明かりに照らされている。
ーー俺は、この世界にこれて良かった。カノンと出逢えて、良かったーー
「どうしたの? ハロルドさん?」
「ここが、俺の居場所なんだと思うと嬉しくて」
「うん、ハロルドさんの居場所」
「カノン、俺とこれからも一緒に……家族になりたい」
「……ぅん……」
「それは、イエス?」
「ハロルドさん、私と家族になろう!!」
彼女を抱き上げ、喜ぶ。家族!! 新しい世界で、新しい国で……本当に愛している、彼女と!! カノンと一緒に!! 俺は彼女と家族になる!!
公園からマンションに戻り、彼女とベッドに行く。
彼がゆっくりと優しく抱き締めて、キスをしてくる。いつもと同じようだけど、今夜は違う。彼の溢れる気持ちが、いちだんと伝わってくる。
キスだけでなく、指からも……彼の漏れる吐息からも。「カノン、俺のカノン」と囁き、愛撫する唇。切羽詰まった瞳とキス。だんだんととまらない気持ちが、彼を激しく揺さぶる。
「その、今夜は……無理そうだ……」
「んんっ、無理って?」
「あぁー、その。1回1つのが……」
「……やっぱり、無理?……」
「今まで我慢しすぎて、その、今夜は……限界なんだ」
「今夜、だけ……ね?」
その夜、やらかしの1箱。
翌日の昼。歌音は、許した自分がいけなかったと猛省した。
ーー私、もつのかなぁ……こんなにされたら、もぅーー
「カノン、大丈夫?」
「ぅん……まだ、起きれないけど」
「ごめん……俺、まだ足りないくらいで……」
「っ?!」
「い、いや!! 今する訳じゃない!!」
最後の謝る言い訳が……彼の言葉は、本当になった。歌音は、彼に甘い。彼も、カノンに弱い。
ゴーン。リンゴーン。
梅雨の間の晴れ間。今日は、アヤネさんの結婚式。フリードとの……。
カノンの姉のアヤネさんは、美しかったが。隣のカノンの方が、愛らしくて堪らない。姉妹だが、対照的でいて、共通点もある。
「綾音ちゃん、きれい!!」
「ありがとう」
「アヤネさん、フリード。おめでとう」
「「……ありがとう……」」
ハロルドへの返事が、2人して棒読み。理由は、カノンへの愛し方。恐いくらいに、「愛してる」やらキスやら、抱き締めたり。の、愛情表現が激しさをました。
歌音も、最初の頃は、「恥ずかしいから」と言っていたが……慣れとは恐ろしいモノ。あの、例の動画もたまに、ご所望で送っている。
フリードも、「ねぇ、オレも欲しいなぁ? アヤネの。エッロイ感じで?」とバカな事を言い出している。
アヤネ殿から、アヤネさんと言えるまで、時間はかからなかった。家族になれると、喜んだ彼は、自然と言えるようになった。