異世界騎士の忠誠恋
数年後……
綾音は、子どもを2人。フリードに似た小悪魔な男の子と、綾音に似た少々捻くれた好意の気持ちを出している女の子。そして、末っ子は。ただいま、お腹の中。
歌音は、姉が結婚した翌年にハロルドと結婚式を小さいながら執り行った。式には、彼の職場の親方さんたちや仲間も来てくれた。唯一、味方の叔父も喜んでくれ。喜びすぎて、大泣きして何を言っているか分からない状態だった。
歌音のお腹には、2人目の子どもがいる。1人目は、もう言葉をたくさん覚えはじめ。妹か、弟ができるのを喜んでいる。歌音とフリードに似た、男の子は、近所の男の子と鍛錬をしている。
「っふ、はっ!!」
「たぁ!!」
「踏ん張りが甘い!!」
「はい!! 父上!!」
朝の公園で、ハロルドとフリードの子ども達が鍛錬を始める。本物の剣は、銃刀法違反なので。木刀を使い、剣術の稽古をしている。
父の鍛錬を、見よう見まねてしていたが。血筋なのか? 剣の筋はとても良かった。
保育園に行く前の時間。公園での鍛錬が、親子の日課。歌音と綾音は、その間に、朝食の準備をする。以前住んでいたマンションは、手狭になりもともとの実家。亡くなった両親が建てた戸建てに、姉妹は移り住んだ。
両親が建てた家は、娘2人と両親の4人家族で住むには大きすぎると感じていたが。今、姉妹が供に家族で暮らしているには十分だった。
「「ただいま!!」」
「おかえり!!」
「んっ……」
「カノン。ただいま」
「父上? 行く前もしたのに?」
「いいのだ!! 母には、何回しても足らないからな!!」
さも、当たり前のように言うハロルド。息子は、父のその姿が次第に当たり前になり始めてきている。好きな人には、愛情表現はストレートにして良い……と。
同じ家の、フリードを見ても同じだったので……綾音だけが、子ども達の将来が、ある意味不安だった。この2人に似た、男に成長したら……と。
ハロルドは、親方の会社で社員になって随分と慣れて新人教育も任されるほどにまで成長した。
「どのような仕事の内容でも、皆の役に立つモノだ」と子ども達に教えている。土方の仕事は、立派な仕事であると。道路がなぜ必要で、それを直すひとがいる。そういった話をしたりしていても、子ども達は嫌な顔をしなかった。
「ハル? 今日はカレーだよ」
「おぉ!! カノンのカレーは特別だからな!!」
「ふふっ……たくさんあるから大丈夫だよ」
「では……今夜は……なっ?」
「ぅん……いちおう、その……ねっ?」
台所で甘すぎる雰囲気で、いつも以上にイチャイチャしている両親に。息子は、「なにかいい日?」といつものように尋ねた。「大切な日だな?」と、カノンにキスをしながら抱き締めるハロルド。
想い出のカレーライスを父と息子は、平らげ。
その日の夜、歌音は、ハルにたくさん愛される。
「んっ……ハル。っぁ……お腹に赤ちゃん……」
「分かってる……しかし、カノンをこう愛せない時間は辛い……」
「十分、愛されて……っん……」
「生まれたら、たっぷり……愛するから、な?」
意地悪な表情で、熱い眼差しのハロルド。彼を見つめるカノン。2人は、小さく笑い。キスを交わした。
綾音は、子どもを2人。フリードに似た小悪魔な男の子と、綾音に似た少々捻くれた好意の気持ちを出している女の子。そして、末っ子は。ただいま、お腹の中。
歌音は、姉が結婚した翌年にハロルドと結婚式を小さいながら執り行った。式には、彼の職場の親方さんたちや仲間も来てくれた。唯一、味方の叔父も喜んでくれ。喜びすぎて、大泣きして何を言っているか分からない状態だった。
歌音のお腹には、2人目の子どもがいる。1人目は、もう言葉をたくさん覚えはじめ。妹か、弟ができるのを喜んでいる。歌音とフリードに似た、男の子は、近所の男の子と鍛錬をしている。
「っふ、はっ!!」
「たぁ!!」
「踏ん張りが甘い!!」
「はい!! 父上!!」
朝の公園で、ハロルドとフリードの子ども達が鍛錬を始める。本物の剣は、銃刀法違反なので。木刀を使い、剣術の稽古をしている。
父の鍛錬を、見よう見まねてしていたが。血筋なのか? 剣の筋はとても良かった。
保育園に行く前の時間。公園での鍛錬が、親子の日課。歌音と綾音は、その間に、朝食の準備をする。以前住んでいたマンションは、手狭になりもともとの実家。亡くなった両親が建てた戸建てに、姉妹は移り住んだ。
両親が建てた家は、娘2人と両親の4人家族で住むには大きすぎると感じていたが。今、姉妹が供に家族で暮らしているには十分だった。
「「ただいま!!」」
「おかえり!!」
「んっ……」
「カノン。ただいま」
「父上? 行く前もしたのに?」
「いいのだ!! 母には、何回しても足らないからな!!」
さも、当たり前のように言うハロルド。息子は、父のその姿が次第に当たり前になり始めてきている。好きな人には、愛情表現はストレートにして良い……と。
同じ家の、フリードを見ても同じだったので……綾音だけが、子ども達の将来が、ある意味不安だった。この2人に似た、男に成長したら……と。
ハロルドは、親方の会社で社員になって随分と慣れて新人教育も任されるほどにまで成長した。
「どのような仕事の内容でも、皆の役に立つモノだ」と子ども達に教えている。土方の仕事は、立派な仕事であると。道路がなぜ必要で、それを直すひとがいる。そういった話をしたりしていても、子ども達は嫌な顔をしなかった。
「ハル? 今日はカレーだよ」
「おぉ!! カノンのカレーは特別だからな!!」
「ふふっ……たくさんあるから大丈夫だよ」
「では……今夜は……なっ?」
「ぅん……いちおう、その……ねっ?」
台所で甘すぎる雰囲気で、いつも以上にイチャイチャしている両親に。息子は、「なにかいい日?」といつものように尋ねた。「大切な日だな?」と、カノンにキスをしながら抱き締めるハロルド。
想い出のカレーライスを父と息子は、平らげ。
その日の夜、歌音は、ハルにたくさん愛される。
「んっ……ハル。っぁ……お腹に赤ちゃん……」
「分かってる……しかし、カノンをこう愛せない時間は辛い……」
「十分、愛されて……っん……」
「生まれたら、たっぷり……愛するから、な?」
意地悪な表情で、熱い眼差しのハロルド。彼を見つめるカノン。2人は、小さく笑い。キスを交わした。
