知人の紹介で
その後はまた少しぶらぶらとし、最後にもう一度射的をしてから会場を出た。
「楽しかったー!」
陽菜はにっこりと笑って、両手を空へグッと伸ばしながら、そう言った。
「そう。それならよかった」
「優作さん、ありがとうございます」
「どういたしまして」
「また、来年も優作さんと来たいなー」
なんとも嬉しいことを言ってくれる。こんなことくらい来年でも再来年でも付き合ってやると思ったが、すぐにこれでは所謂パパ活・兄活と一緒になっていないだろうかと急に不安になった。
見ようによっては今もそうなんじゃないかと思ってしまったが、今彼女は金銭を目的にしているのではないからと、優作は浮かんでしまったその考えを慌てて否定した。
そして、少しだけ言い訳を加えつつも、優作は約束の言葉を口にしていた。
「じゃあ、陽菜ちゃんがこれからも真面目に頑張ってたら、来年も一緒にここに来よう」
「え、いいんですか? ありがとうございます! 頑張ります!」
純粋に喜んでくれているとわかる陽菜の態度に優作はほっと安堵の息をついた。大丈夫、やましい関係ではないと自身に言い聞かせ、優作はそれからすぐに陽菜を駅へと送り届けた。
夏祭り以降も優作は毎週実家のレストランを訪れ、陽菜の様子を見守り続けた。夏祭りのときは変な思考にとらわれかけたけれど、いつもの距離に戻れば、その考えは自然と消えていった。
「楽しかったー!」
陽菜はにっこりと笑って、両手を空へグッと伸ばしながら、そう言った。
「そう。それならよかった」
「優作さん、ありがとうございます」
「どういたしまして」
「また、来年も優作さんと来たいなー」
なんとも嬉しいことを言ってくれる。こんなことくらい来年でも再来年でも付き合ってやると思ったが、すぐにこれでは所謂パパ活・兄活と一緒になっていないだろうかと急に不安になった。
見ようによっては今もそうなんじゃないかと思ってしまったが、今彼女は金銭を目的にしているのではないからと、優作は浮かんでしまったその考えを慌てて否定した。
そして、少しだけ言い訳を加えつつも、優作は約束の言葉を口にしていた。
「じゃあ、陽菜ちゃんがこれからも真面目に頑張ってたら、来年も一緒にここに来よう」
「え、いいんですか? ありがとうございます! 頑張ります!」
純粋に喜んでくれているとわかる陽菜の態度に優作はほっと安堵の息をついた。大丈夫、やましい関係ではないと自身に言い聞かせ、優作はそれからすぐに陽菜を駅へと送り届けた。
夏祭り以降も優作は毎週実家のレストランを訪れ、陽菜の様子を見守り続けた。夏祭りのときは変な思考にとらわれかけたけれど、いつもの距離に戻れば、その考えは自然と消えていった。