授かり盲愛婚。 〜ハイスペ紳士とラグジュアリ一な一夜を過ごしたら、愛の結晶を宿しました。〜

第18話



花火大会


 七月から八月に変わり、まだまだ暑さはあるが慣れて来た頃。

 私は、出産予定日まであと一週間と少しとなっていていつ生まれてもおかしくないといわれて長谷さんと助産師さんが追加された。毎日、助産師さんに「大丈夫なのか」と朝夕聞いたりしている。
 それに苦笑いをする日々だけど、心配してくれるだけでありがたいと思う。


「はははっ……素敵な旦那様だねぇ」

「わ、笑い事じゃないですよ。だってすぐそこの距離ですよ?」

「過保護すぎるかもしれないけど、不安なんじゃないかな? 史菜さんは、お腹が大きくなって胎動感じて赤ちゃんがいるってわかるけどさ。旦那様は、わからないじゃない。わかるといえば、お腹撫でて動いたのを感じたりくらいだからね……まぁ、心配してくれないよりいいんじゃないかな」


 確かにそうかもしれないなぁ、それに可愛い時もあるし。

 SNSを見てみると旦那さんの不満とか結構書き込まれたりしているから。

 話をしながら内診をされる。




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