授かり盲愛婚。 〜ハイスペ紳士とラグジュアリ一な一夜を過ごしたら、愛の結晶を宿しました。〜



  ***


 戻って来てすぐ、侑埜くんにお手伝いをしてもらいながらお風呂に入る。

 お風呂といっても長くは入れないためシャワーで身体を洗う程度にして出た。

 私はワンピースのようなパジャマを着て、侑埜さんはラフなルームウェアを着て花火の時間までゆっくりベッドの上で過ごす。ベッドでは、侑埜さんには攣り対策でふくらはぎのマッサージをしてもらいながら足を温めて過ごした。


「もうすぐ花火が始まるよ。窓側に移動しよう」


 彼に支えられながら、リビングルームに行き大きなソファに座り外を見る。


「ここならよく見えると思うよ」


 現在十九時、花火は十九時十分から上がることになっているからちょうどいい時間だ。

 ベリが丘花火大会は、百年以上の歴史を持つ日本を代表する花火師が競演することで有名。
 花火師のオールスターが技巧の限りを尽くした美しい花火が絶景でテレビでも中継されるほどだ。



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