授かり盲愛婚。 〜ハイスペ紳士とラグジュアリ一な一夜を過ごしたら、愛の結晶を宿しました。〜



「史菜ちゃん、……好きだよ」


 そう言われ、無意識に入っていた余分な力が抜けたのか侑埜さんのモノが奥まで突きこまれた。

 その度に淫らな声と吐息が部屋に響く。初めて受け入れるのにかかわらず、待ち焦がれていたかのようにナカが媚びるように吸い付くのを感じた。

 ゆっくりと律動が始まると、さっきよりも痛くはなくて少しだけ快感が襲う。ナカが疼く。

 モノが先ほど指で執拗なまでに擦られた一点を抉る様に突き、部屋中には淫らで甘い声に互いの吐息、水音が響いてそれが快感を背筋が弓なりに反った。


「あっ、あああ……っ!」


 膨らみきった何かがはじけ飛ぶような感覚にきゅううっとナカがしまり、頭の中が真っ白に染まった瞬間意識が途切れた。
 



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