宝石みたいな婚前同居〜一夜限りのはずが強引御曹司に迫られています〜
今は結婚が絶対という時代ではない。今はもっと仕事を頑張りたい。それだけだ。
「結瑠先輩ならハイスペイケメン捕まえられそうなのになぁ。とりあえずいい人いたら仲良くなって紹介してくださいね〜」
「はいはい」
調子がいいところもあるけど、人懐っこくてかわいいマミちゃんと離れるのは私も寂しい。
それからはマミちゃんや他のみんなと一緒に仕事する時間を大切にした。
もちろん、今担当させていただいているお客様とも真摯に向き合った。
あっという間に一ヶ月は過ぎ、花束と色紙をもらい激励と共に送り出してもらった。
すごく温かくて、思わず泣きそうになってしまった。
そしてついにホテルベリが丘での初日を迎える。
「ダイヤモンドホテルから来ました、白金結瑠と申します。こちらで沢山学ばせていただきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします」
「白金さんはお客様からの評判も良い素晴らしいプランナーだと聞いています。期待していますよ」
「ありがとうございます」
「早速ですが、うちのブライダル部門は他のホテルとは大きく異なる点がありましてね。最初は驚かれるかもしれません」
これは私も小耳に挟んでいたことだった。
「うちで挙式を挙げられるお客様のほとんどは富裕層の方ばかり。皆様豪華で派手な結婚式を希望されます。所謂セレブ挙式ですね」