ホストに恋して破滅した私ですが、高級キャバ嬢になってイケメンオーナーから愛されています。
納得しかけて日奈子は慌てて光の腕を掴んだ。
「っていうか、舞妓さん遊びをするために京都まで来たの!?」

初めての舞妓さんを見てつい忘れてしまうところだったけれど、今日奈子たちは休暇中のはずだ。
光に旅行に誘われてドキドキしていたのに、舞妓さん遊びなんて……。

「そうだ」
キッパリと肯定されて、ガックリと肩を落とす。

せっかくなら京都の観光地めぐりや美味しいものめぐりがしたかった。
そのための観光ガイドだって買ってきたのに。

「京都旅行は明日楽しめばいい。今日はここで勉強だ」
光は容赦なくそう言い、屋敷の奥へと進んだのだった。
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