財閥御曹司は左遷された彼女を秘めた愛で取り戻す
「俺なんて三十六だぞ。アラフォーだ」
ふたりで笑い合う。
「香月は俺をどう思う?」
びっくりして、サングリアが変なところに入った。
「……けほっ!」
「おい、どうした?」
「どうしたじゃありません。何ですか、その質問……」
「いや、この際だから聞いてみたくてね」
「さすが御曹司という噂通りの敏腕ぶりは専務を通して伺っていましたし……」
「ストップ!」