衝撃サイダーマン
特別なクリスマス
クリスマス＊＊＊＊

街中クリスマスソングが流れていてお店のショーウィンドウもクリスマスモード全開だ。

星夜さんは定時に上がる為、早朝から出勤して行った。
私は、いつものように弁当を作り出勤。
でも今日は、仕事の後で星夜さんとディナーがあるので、いつもより可愛い服で出勤する檸檬。

しかし…社内は年末モードで締め日もいつもより早く締めるので、発注や集計など全店舗分を中村さんと小林さんと私で手分けしてやる事になった。

「去年は２人だったから助かる〜」と中村さんの言葉に

「本当〜仕事のできる檸檬ちゃんがいてくれるから今日は早く上がれそうですよね中村さん」

「うん！今日はクリスマスでしょう？
たまたまパパが休みだから今日は家族で外食するの〜だから今日は巻いて巻いて仕事するわよ！」

「はい！」と檸檬が答えると

「中村さん、檸檬ちゃんも今日は早く上がりたいと思うから大丈夫ですよね。ふふふ」

中村さんと小林さんは笑顔で私を見た。
恥ずかしくて真っ赤になった檸檬。

「さぁ〜頑張ろう！」と中村さんの掛け声でまた３人は仕事に集中した。

その甲斐があり、私達は定時で上がれた。

チラッと星夜さんを見ると目が合ってしまったが、笑顔で頷いたので私も頷いて中村さんと小林さんについて更衣室へ向かった。
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