衝撃サイダーマン
星夜さんは
「なあ檸檬。明日のメニューとか決まってるの?」

「はい。1週間のメニューと作り方のレシピが入ってるみたい…で、明日の夕食は鶏肉と野菜の炒め物かな?」

「結構うまそうなメニューなんだな。
あとさ〜明日の弁当はオレの弁当箱もないしさ〜
オレは来週からでもいいぞ!」

「え、お弁当箱じゃあないタッパになりますが、明日から作ります。」

「大丈夫か? やっぱりオレの弁当を作るのは負担じゃあない?」

「私は自分の分の弁当を作るので、1つも2つも負担になんてらなりません。
ただ、この食材を全部見てからお弁当のおかずも考えますね!」
と檸檬が発泡スチロールの食材を手際良く冷蔵庫へ片付けているがメニューやレシピを見て何かブツブツ言っていた。

「檸檬、何ブツブツ言ってるの?」

「あ、すみません。週末の食材をお弁当のおかずにしようかなぁって…でもレシピとは違うメニューになるんですけど…
それと、私は簡単な物しか作れないのでお弁当のおかずはあまり期待しないで下さいね」

「わかった。でもいつも檸檬の弁当は美味そうだぞ?」

「え、見てたんですか?」

「たまたまだぞ!サイダー買う時にチラッと見えたりするからさ〜」

「そうだったんですか?
でも…前の日のおかずの残り物や、簡単な玉子料理とかですよ〜。
もし不味かったら言って下さいね!」

「わかった。」と言った星夜だが檸檬の手作り弁当を食べれるのが楽しみにしている。
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