強面騎士団長に離婚を申し出たら、私を離したくないってソレ本当ですか!? ~転生聖女は推しをヒロインルートに戻したい~
「馬鹿な! 俺がどれだけの忍耐と理性でもって、劣情を押さえてきたと思っているんだ!? 君を組み敷いて柔らかな肌を暴き、その細い体に俺を刻みつけたいと何度思ったかしれんぞ」
一瞬でボンッと頬に朱が上る。
「えぇえっ!?」
これまでラインフェルド様は、いっそ完璧なほど紳士的な態度を崩さなかった。そんな彼から初めて突きつけられた生々しい男性の欲望に慄く。
「俺たちの結婚は政略で決まったものだったし、君はまだ年若い。君のペースに合わせようと必死だったんだ。それをまさか、言うに事欠いて『魅力がない』? さらには『見る必要がない』だと?」
ラインフェルド様が、まるで苦虫でも噛み潰したようにギリリと顔を歪める。
「いえ、その……」
ラインフェルド様の強面には十分耐性がある私だが、彼が放つ憤りが前面のオーラにたじたじになる。
一瞬でボンッと頬に朱が上る。
「えぇえっ!?」
これまでラインフェルド様は、いっそ完璧なほど紳士的な態度を崩さなかった。そんな彼から初めて突きつけられた生々しい男性の欲望に慄く。
「俺たちの結婚は政略で決まったものだったし、君はまだ年若い。君のペースに合わせようと必死だったんだ。それをまさか、言うに事欠いて『魅力がない』? さらには『見る必要がない』だと?」
ラインフェルド様が、まるで苦虫でも噛み潰したようにギリリと顔を歪める。
「いえ、その……」
ラインフェルド様の強面には十分耐性がある私だが、彼が放つ憤りが前面のオーラにたじたじになる。